★PILLOW TALK その2

セルフプロモーションも後、五日。

 

ピロート―クを書かなきゃな!俺はすぐ昔の事を忘れてしまうんだ。

 

どこまで行ったっけ?

 

そうそうRUFFIN'TUFFでRAMB CAMPをカマしたって所か。。。

 

それからはいつもアルバムを作る通り、感度をビンビンにして、本を読んだり、意識的に人と遊んだり、映画を見たりして、インスピレーションが降りてくるのを待った。

 

その中でも見逃していたBIGGIEの映画、「NOTORIOUS」に喰らった。

大好きなラッパー、BIGGIEの生涯を描いた映画。売れる前の、ハスリングしながらRAPは趣味程度、だけどダチが身代わりに刑務所に入ったのをきっかけに、真剣にラッパーを目指す。親不孝にだって、世界中のどこにだって、ありえる話だ。

俺のその時のギリギリの精神状態の心を強く揺さぶった台詞が、

 

「俺は本気でやる。フラフラするのはもう止めた。」

 

身体中に電気が走ったように、一気に目が覚めた。

ここから制作がスタートしたと言っても過言では無いぐらい...

BIGGIEがそこから、底から成り上がって行く、っていう実話なんだから、男なら、MCなら上がらない訳が無いだろう。本当に勇気を貰った。

この言葉をいつものように携帯のメモに書き込んだ。

俺はまず、時間をかけて断片的に言葉を集めて行き、いざリリックを書くという時に、曲のテーマに沿ったものをメモから掘り起こし、後はBEATと流れに任せる。

 一曲目のTRACKはもう決まっていた。昔J-ZOさんと椿というラッパーのユニットに提供したがお蔵入りしたTRACKを使わせてもらった。自分では気に入っていたし、「IT'S GREAT TO BE HERE」という元ネタのタイトルが、これから気合い入れて、LIVEもブチかまして行くぜ!という気持ちを現す物だったから。

 

そのリリックを書く時、俺はDJ OLIVE OIL,POPY OILと共に沖縄にいた。ELNINOのLIVEでブッキングされていたんだ。勿論事件前にツアー日程を決めていたので、バカンス気分で、三泊四日という余裕の日程で滞在していた。

本当の所は店が気になって仕方なかったが、スタッフを信じて、俺は制作に没頭する事にした。

最高に楽しかったのが、ホテルは三人一緒の部屋で、合宿状態だったって事!

OLIVEもPOPYも観光なんかしないので、結局毎日夜まで飯も喰わず、ホテルに籠った。

俺はOLIVEが作って来たばかりのBEATを聴きながら、リリックを書いた。

POPYも何か映像の作業をしていた。帰って来てから出来たのが、最近公開されてるELNINOの部屋でダラダラしてるVIDEOだよ。(笑)

  OIL BROSと一緒に居ると、自然と創造力が湧いてくるので、遊びながらでもかなりはかどった。沖縄で一曲目のMICROPHONE 1、三曲目のCOLD AS ICEの殆んどのリリックを書き上げたと思う。言葉も溜まった。

 

MICROPHONE  1は一人でやる決意みたいなもの、それでもRAMB CAMPのマイクロフォンの内の一本、という事を意識して書いた。2VERSE目は、15歳ぐらいから続けていた、愛すべき夜の世界を理不尽に終わらせられた悔しさをバネに、絶対諦めねえぞ!クソ野郎!っていう決意を込めて書いた。

最近参加している反原発デモや、RUMIちゃんと作ったPARTY NEVA DIEという曲のメッセージも込めた。

 

そのシリアスさと対照的に、COLD AS ICEはBEERの事を唄っただけ。俺とHELF-GOTTが大好きな、"COLD BEER"って曲のネタで曲作る!って所から書いた。一番は"まこと屋"っていう親不孝の大好きな店があるんだけど、そこにいるヤツラが企画してくれた、夏の終わりのBBQの思い出をそのまま書いた。海の写真はその時のもの。南の楽園は都市と海が近いんだ。

二番目はQ-ILL君達とのド平日の夜遊び体験や、いつもの日常が詰まってる。普通の時の俺はただの遊び人だからな!哀愁もクソも無く、ただただ楽しく、SUPER DRYに仕上げたぜ!とか言っとく。みんなに感謝!

 

(後日、土壇場でどうしても女性コーラスが欲しくなって、REC当日にいきなり電話で頼んだMIO。仕事の休憩中に来てくれて、サクッとイメージ通りの唄をRECしてってくれた。やはり、あの娘は本当に勘がイイと思う。いつもありがとう!)

 

 

福岡に帰って来てからもすぐ作業をするのではなく、どういう曲を入れるか、というテーマを考えながら、意識的に生きて、言葉を書き留めた。俺はいつでもギリギリまで粘るんだ。。。

 

 

 

続く

 

 

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コメント: 2
  • #1

    Cheap Gucci Bags (水曜日, 14 11月 2012 11:59)

    When you feel hurt and your tears are gonna to drop. Please look up and have a look at the sky once belongs to us. If the sky is still vast,clouds are still clear, you shall not cry because my leave doesn't take away the world that belongs to you.Remember, the brick walls are there for a reason. The brick walls are not there to keep us out. The brick walls are there to give us a chance to show how badly we want someting. Because the brick walls are there to stop the people who don't want it badly enough. They're there to stop the other people. dcyh000061114

  • #2

    Juicers Reviews (月曜日, 15 4月 2013)

    This informative article was in fact exactly what I was searching for!

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